チラシの場合は、デザイン力も大切ですが、文章力の方が大切な場合が多いです。
どんなに格好の良いデザインでも 商品やサービスの本当の価値が伝わらないと チラシとしてはダメなんです。
チラシのデザインで 注目を集めても 興味が沸かなければ チラシとしてはイマイチになってしまいます。
チラシの場合は、注目を集めて 興味をもってもらい 記憶にのこり 行動にうつしてもらってこそ意味があるんです。
その為には、デザイン力より 文章力の方が大切になる場合が多いんです。
チラシを見た人が 興味をもって必要だと思える事が伝わり、そして 行動したいと思える根拠も伝える必要があります。
しかし 文章力って 難しいんですね。
文章力を付けるには、文章を読んで 文章を書いて 継続して努力する必要があります。
プロを目指す人でなければ そんなの無理ですよね。
こんな文章を書けば 絶対に成功するというわけではありませんが、文章の法則はあります。
セールスレターのモデルですが、PASONAの法則というのがあります。
P:P roblem(問題点の提起)
A:Agitation(問題点の炙り出す)
SO:Solution(解決策の提示)
N:Narrow down(緊急)
A:Action(行動へ)
上記の頭文字をとってPASONAの法則と呼ぶんですね。
一つずつ説明してみます。
P:Problem(問題点の提起)
お客が潜在的に困っていることや苦労していること、不便に感じていることなどを明確にして問題にし気づいてもらう為の文章です。
○○でお困りではございませんか?などの文章です。
A:Agitation(問題点の炙り出す)
問題点をもっと明確にイメージさせる為に問題点を炙りだす文章です。
○○で困ってしまって嫌になってしまいますよね。などの文章です。
SO:Solution(解決策の提示)
商品やサービスが問題を解決でくる事を説明し証明する文章です。
A商品があれば○○で困っていたのが嘘みたいに簡単にできてしまいます。などの文章です。
※写真などで解決できた時の様子を説明するのもよいですね。
N:Narrow down(緊急)
いつでも購入できるものではない限定感をアピールして緊急性を演出する文章です。
A商品は数に限りがあります。などの文章です。
A:Action(行動へ)
行動への呼びかけをする文章です。
○○へご注文ください。○○へご来店ください。などの文章です。
パターンを決めて 文章を考えると考えやすいですし、構成も楽になります。
なれてきたら パターンを少し変えてみたりしながら 自分なりの文章にしていくのも良いと思います。
しかし チラシで売りたいからといって 嘘の情報はダメですよ。
本当の情報を お客さんに上手く伝える為に 法則を使った方がいいって事です。